JA女性部(若林美江部長)では12月3日、騎西町文化会館で「健康で風土にあった食生活研修会」を開きました。地元野菜と米粉の普及や消費拡大、地産地消が目的。JA女性部の各支部長ら20人が参加しました。
JA生活指導員がバランスを重視し献立したのは「雑穀の炊き込みご飯」「米粉の衣でやわらかからあげ」「一口がんもとはくさいのとろみあん」「呉汁」「米粉のマドレーヌ」の5品。化学調味料を一切使わない素朴であたたかみのある「おふくろの味」に仕上がりました。とくに、全農の新製品「国産米粉ミックス粉」を使用した「からあげ」はやわらかくジューシーで、「家に帰って、ぜひお嫁さんとつくりたい」と好評でした。
「今日のメニューはヘルシーでお腹も満足。地元産と米粉の料理の幅はもっと広がるはず」と女性部の若林部長。この日のメニューをデイサービスにも取り入れ、お年寄りにも食べてもらう予定です。
12月13日、JA騎西農産物直売所では直売所まつりを開き、旬の野菜や果物の特価販売や新米の割引販売をしました。
会場では豚汁の無料配布や「彩のかがやき」・米粉マドレーヌの試食、そば打ち実演やお米の重量当てクイズなど多彩なコーナーがあり、多くの方にご来場いただきました。
JA女性部フレッシュミズ部会(今村華江支部長)がつくる「米粉マドレーヌ」が好評です。11月1日、行田市の古代蓮の里で開かれた「2008彩の国食と農林業ドリームフェスタ」では350個、12月7日のJA行田中央支店「第26回農協まつり」では250個を完売しました。
試作を繰り返し、@ほくさいの「彩のかがやき」米粉にこだわった A簡単につくれて、販売しやすい B外側はサックリ、中身はしっとりおいしい、そんなマドレーヌが出来上がりました。
写真は「農協まつり」の前日、部員さんが仕込みをしている様子です。フレッシュミズ部会ではこのほかに、親子料理教室や、介護教室、他JAの部員さんとの交流など1年をとおして活動しています。基本スタンスは「来る者拒まず」。興味のある方にどんどん参加していただきたいと考えています。
12月8日、羽生市農業まつり運営委員会(中島牡雄会長)が「羽生市農業まつり」のチャリティ売上30万円と農産物品評会などに出品された新米60キロを羽生市社会福祉協議会へ、5万円を埼玉県農協福祉事業団に寄付しました。
12月22日には、加須市農業まつり運営委員会(池田隆行会長)が「農業まつり」のチャリティ売上6万4905円を加須市社会福祉協議会へ寄付。
1月7日には、JA行田中央支店が「農協まつり」品評会の売上2万4450円を行田市社会福祉協議会へ寄付しました。
農家のみなさんとJA職員の善意は、各市の福祉に役立つことになります。
羽生市立須影小学校の児童18名と保護者が、12月9日にJA羽生中央支店を見学に訪れました。JA職員によるJA事業や管内農業についての説明を、熱心に聞き入っていました。JA羽生中央支店の台暢人次長は、「みんなの未来のため、農業のことJAのことを勉強してもらいたい」と話しています。
羽生資産管理友の会(古島喜巳次会長)は、11月22日から長野県・横谷温泉へ、加須市貸家経営友の会(川島正良会長)は、10月28日から新潟県・姫川温泉へ1泊2日の研修へ出かけました。
羽生資産管理友の会では、1日目に信州手打ちそば工房遊楽庵を見学し、10割そばの試食をしました。その後、宿泊先の横谷温泉旅館の会議室で西田税理士による「税務研修会」を行いました。2日目に信州味噌蔵・丸井伊藤商店、サントリー白州蒸留所を見学、試飲を楽しみ、高福寺にて108のしあわせの鐘をたたきました。
加須市貸家経営友の会は1日目にバス車中にて、西田税理士による税務研修会を開きました。その後、翡翠園などを見学。2日目に白馬ジャンプ競技場、またトローリーバスで黒部ダムへむかいました。
会員のみなさんには大変ご満足いただき、親睦を深めることができ、充実した県外研修となりました。
12月22日、羽生市立須影小学校では3年生の児童70人が、バケツで育てた「彩のかがやき」で「おにぎりパーティー」を開きました。収穫への感謝と、米づくりの指導をした地元農家、小礒文雄さんへのお礼が目的です。
児童たちは、自分でつくったおにぎりの味に大満足。パーティーでは、「3年2組お笑い劇団」が米の出来るまでをお芝居で再現。なかなか刈り取り出来ない様子や、土で手が真っ黒になってびっくりするクラスメイトの演技に教室は笑いに包まれました。また、この日のために練習してきた「エーデルワイス」をリコーダーで演奏しました。
小礒さんは「今年のお米がすばらしくよく出来たのは、みんなが一生懸命世話をした成果。お米も生き物で、手をかければこたえてくれる」と話しています。細貝利夫教頭は「みんなが夏休みに当番を決めて世話をしたり、小礒さんが何度も様子を見に来てくれたり、校長先生も稲が倒れないように工夫したり、今日のおいしいごはんにはたくさんの人の手がかかわっていることを忘れないでください」と話し、授業を見守りました。
JAでは一昨年から食味を厳選した管内産「コシヒカリ」「彩のかがやき」をブランド米として販売しています。
この「ほくほく米」は、農薬・化学肥料の使用を通常の半分以下にした県認証の「特別栽培米」を食味計「クボタ味選人」で測定し、100点満点中90点以上の米を選んだもの。名前は昨年、インターネットと広報誌で公募しました。
管内5ヶ所のJA農産物直売所で買うことができます。1キロ単位で「精米したてのおいしさ」をお届けしています。
JA女性部鴻茎支部(梓沢幸子支部長)は12月25日、JA鴻茎支店で正月のフラワーアレンジ講習会を開きました。
30年以上続くこの支部の恒例行事で、部員15人が参加。フラワーコーディネーターの皆木陽子さんの指導で、菊、スイトピー、チューリップ、若松、銀柳、センリョウなど新年を彩る花を生けました。
加須市立三俣小学校3年生の児童76名が、北篠崎の江森正さんのキュウリハウスへ見学に訪れました。5年前から行われている社会科の授業です。
児童らはキュウリの作り方の説明を受けた後、江森さんの奥様・陽子さんが手作りした新鮮なキュウリの漬け物や、コシヒカリのおにぎりを食べ、大喜びでした。質疑応答では「1日いくら儲かるのですか」「1本の木から何本とれますか」などを質問。江森さんが丁寧に答えました。
江森さんは「何事も努力と一事が万事」を基本に、健康維持のため水泳を続けています。「元気だからこそおいしいキュウリがつくれる。食べてくれた人が『おいしい』といってくれることが最高の喜び」と笑います。
児童たちは帰りに江森さんの庭で実ったミカンを自分でもぎ取りお土産に。楽しい1日となりました。
【行田】
JA行田中央支店管内では11月23日から出荷がスタート。8軒の農家が生産した甘くて大粒の「とちおとめ」は5月中旬までに、約23トンが市場に出回ります。
【大利根】
大利根町では6組合・51人の生産者が「とちおとめ」「紅ほっぺ」「女峰」を出荷しています。11月から始まった出荷は1月にピークを迎え、4月中旬まで続きます。
「つる付きばら出荷」「パック出荷」「玉数出荷」の3種類があり主に埼玉県内の市場へ出回ります。「酸味と甘みのバランスが抜群に良い」と市場の評価も高く、贈答用など消費者の方々に大好評です。
12月2日JA年金友の会大利根支部が大利根運動公園でグラウンドゴルフ大会を開きました。
約180人が参加し、日頃の練習の成果を発揮した好プレーが続出しました。この大会は来年開かれる県大会の予選も兼ねています。上位入賞者・県大会出場予定者は次のとおりです。(敬称略)
▽優勝=石井とし子 ▽準優勝=小林住吉 ▽3位=根本 進
▽4位=橋本さだ子 ▽5位=松本とめ ▽6位=石井敏夫
Copyright(c) 2009 JA HOKUSAI All rights reserved. 無断転載禁止